LS-SLとは
もう4年ぐらい前の話だが、バッファローから手のひらサイズのNASが出ると友人から聞かされどんな用途に使うんだろうと思っていた。
そのときは価格を見て聞き流していたが、先日オークションでHDDなしのジャンクが格安で出ていたので落札した。
衝動買いで図らずも晴れてオーナーになったわけだが、この状態だとファームウェアも入らないので当然動かない。
せっかくの機会なので自分でコンパイルしたカーネルで起動させ、好きなOSを入れる方向で苦労をしてみようと決めた。
元々手のひらサイズなので内蔵HDDは2.5インチ。
このサイズで熱がこもらないのか不安だが、SATAオス-メスの延長ケーブルも入手したので基盤から離して起動するものありか。
まずはバッファロー公開の2.6.22のソースをダウンロードする。
http://opensource.buffalo.jp/gpl_storage.html
ソース名はlinux-2.6.22.18.tar.gzである。(圧縮の拡張子が違うものもあるかもしれない)
解凍したらソースのトップにあるMakefileを編集して
#ARCH ?= $(SUBARCH)
#CROSS_COMPILE ?=
となっているのを以下に書き換える。
ARCH ?= arm
CROSS_COMPILE=arm-none-linux-gnueabi-
何度もコンパイルすることになるだろうからmakeのオプションを省略可能にしておく。