libsys.sh



usr/local/lib/libsysのソースを見ると
miconapl-nomiconとlibsys.shを呼んでいるのでこれも
モデルLS-WTGL/R1用だが/usr/local/lib/libsys.shでmiconaplがなければmiconapl-nomiconのリンクとして作る処理も入っている。
この中の処理は大変参考になり、miconaplでどう呼べばどの場所にecho onすればよいかがわかった。
たとえば、boot_endでは

echo on > /proc/buffalo/led/power
echo off > /proc/buffalo/gpio/led/power_blink
echo "normal_state" > /proc/buffalo/cpu_status

を実行していてcpu_status値が入っていないと電源を落とす処理がうまく働かないのでこれは必須の処理といえる。
他にshutdown_waitは

echo on > /proc/buffalo/led/power
echo on > /proc/buffalo/led/power_blink
echo "swpoff" > /proc/buffalo/cpu_status
rebootは
echo "reboot" > /proc/buffalo/cpu_status
usb_set_powerは
echo on > /proc/buffalo/gpio/power_control/usb0 他
fan_set_speedは
echo full(fast slow stop) > /proc/buffalo/gpio/fan/control
とあり、これに準じて実行させれば動きそうである。(ソース冒頭のコメントにmiconapl miconless(?) version.とハテナが入っているのがちょっと気になるが)
また/proc/buffaloの中をのぞいてみると
/proc/buffalo/gpio/switch/sw_control以下に
sw_control auto_power func power
なるものがあった。
/usr/local/binと/etcにgrepをかけると
/etc/init.d/bootcomplete.shに処理があった。

root@LS-VLF00:/# grep bootcomplete.sh /etc/*/*
/etc/init.d/rcS:exec_sh bootcomplete.sh
root@LS-VLF00:/# grep bootcomplete.sh /etc/*/*/*
/etc/rc.d/init.d/rcS:exec_sh bootcomplete.sh

これも起動時のGPIO関係の処理なのでコピーする。+起動の処理に追加しておく。

これで起動してみる。
スイッチを入れる。
LEDが点滅から点灯に変わった。
正常に起動できたことが伺える。